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ねぇもっと、、、。

第1章 人のもの

「マジで最悪!もう知らない!あんたなんてもう友達じゃない!」


そうわたしに言い残して、
肩を怒らせ、そのままくるりと向きを変え、


ズンズンと歩いて行ってしまった。


、、、、“もう”ではなく、“最初”からでしょと
ツッコミをいれる。


わたしの心にはなんのダメージもなかった。


取り残されたわたしと、元人の男。


「そんな、ミカぁ、、、。」


情けない声を漏らし、

涙を浮かべる男。


きもいんだけど。

こいつ、そんなに女々しかったっけ。


そして、
この男はしゃがんだ姿勢で立ち尽くすわたしを見上げた。

「あれはないでしょう、麗奈。フォローしてくれよ。」


「フォローなんている?ほんとのことでしょ。」



「っほ、ほんとのことと!言っちゃいけないことの区別つくでしょ!」


「はあ?」



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