
保健性活委員
第3章 ふたりで
「.......だから放課後は...忘れないようにな、以上」
「あ、高野と白石は集合ー」
適当に朝の担任の話を流して聞いてたら、いきなり自分の名前が呼ばれてすごく驚いてしまった
「は、はい!」
クラスの皆は一時間目の準備などで、席を立ち始める
ゴーちゃんに手招きをされ、教卓に向かう
「お前ら、さっそく吉永先生から呼び出しな、昼休みとかに二人で来い」
ま、おつかれと言ってゴーちゃんは教室を出ていってしまった
なんでだろ、呼び出し.....
「白石さん」
「ん?何?」
「吉永先生って何の教科の先生?」
「え?たしか...保健体育だったと思うよ」
HIの担当しているんだし
「まじで?やば、出席日数かな」
高野くんは頭をガシガシ掻きながらありがとーと言って席に戻ってしまった
「.......出席日数..?」
会話が噛み合ってるのか、ないのか、わからなかったが授業の時間が迫っていたため急いで自分の席に戻った。
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