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保健性活委員

第1章 運命のくじ引き

「おーい!!

男子の方は誰だ?

さっさと名乗り出ろー!」




だが、誰も名乗り出る気配はない


........?



「あっ、先生!

くじ1枚あまってる!!」


「ん?

あー、高野がいないのか、あいつ、またサボりだな

ったく、じゃあ男子は高野で決定!」



な!?

うそ、高野!?


「じゃあ、これで決定!!

帰っていいぞー」


嘘でしょ........


こうして、保健性活委員が決ってしまった...



「どうしよう....

まさかあの高野とHIになっちゃうなんて......」



「沙織大丈夫?

私代わろうか?」


心配そうな顔で私を見つめる朱理



いや、代わってもらうのはさすがに申し訳ないし



「いや、頑張るよ


.....いい加減私も成長しなきゃだしね」



そう...成長しなきゃ...



「そう.......


でも無理はしないでね?」



朱理はいつも私の事をこうやって心配してくれる


私の無二の友達




「うん。ありがとう 朱理」



頑張ろう.....






朱理と別れ、家に帰った私はかなりの疲れを感じてベッドに横になった



「ふぅー、頑張るとは言ったものの不安だな........」



そんなことを考えながら、私は眠気に襲われ



私は意識を手放した.....


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