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保健性活委員

第2章 初めての委員会



よし!準備できた


行くか....


「白石さん!

一緒に委員行こう!」


え?


「あ.....はい」


まぁ、別にいいか


「たしか、特別保健室だよね?」



「そうだと思います」



「クラスメイトなのになんで敬語?
別に俺殴ったりしないよー」



二カっと笑う笑顔が意外にかっこよくて..



私は不覚にもドキッとしてしまった.....



「えっ.....いや話したことないから」


目を合わせて話すのが無償に照れくさくて急いで目をそらした




「えー、そんなの気にする必要ないのに」



「そうですか?

じゃあ、普通に...」



っていってもいきなりは変えられないんだけど


「うん、お互い大変な委員になっちゃったけど、適当に頑張ろうねー」



「ふっ....そうだね、適当に頑張ろうね」



適当に頑張るか....ちょっと面白かった



そんな話をしていたら、いつの間にか特別保健室についた


ガラッ


特別保健室のドアを開けると、中にはもう10人ほど集まっていた




「あっ真ちゃん先輩!

先輩もHIなんですか?」



真ちゃん先輩は私の部活の先輩で優しくて人気があった


もちろん、私も後輩として真ちゃん先輩が大好きだった




「あっ沙織ちゃん


沙織ちゃんも?」



「はい、お互い運が悪かったですね」



「そうだね、でもまぁ男の俺からしたらラッキーなのかなー」


爽やかに笑う真ちゃん先輩はいつもどうりで私の心もちょっと楽になった

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