
片思い
第5章 苦しい想い
朝起きて鏡を見た。
うゎ… ひどい顔…。
それでも、学校へ行った。
いつもとはちがい重い足取りで…
いつも通り授業。
いつも通りの教室。
いつも通りの富岡くん。
でも、私の席からは富岡君が見えない。
富岡君の横顔が見えない。
小さいけど低い声が聴こえない。
窓の外。
眺めてるかな…?
あなたが私の近くにいてくれないと
私はジメジメのなめこになっちゃうよ…
授業なんて耳に入らない。
聞く気もない。
学校に来てもツライ…。
こんなこと今までなかったのに…。
「かなざわ…」
はぁ…( ´△`)?
今、呼んだのだれ??
「金沢ぁぁぁぁああ!!」
「はっ!はいぃぃ!」
「お前何ボーっとしてんだ!!」
「す、すいません…////」
やってしまったぁ…( ;∀;)
みんなクスクス笑ってるよぉ////
富岡君も見てるかな…
見られてたらどーしよぉ…////
でも。
きっと…私のことなんて見てないよね。
見てて欲しいような欲しくないような…
なんか、ネガティブすぎて自分が嫌に
なる。
