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片思い

第6章 諦めたい心

「す、すみません…具合悪いんで保健室行ってもいいですか?…」

先生に許可をもらい廊下を歩いた。


もぅ、あたしダメなのかな…。
やっぱりこんな弱気な私じゃ何も変わらないのかなぁ…。

好きって言えたらどんなに楽なんだろ…
たった二文字。

なんでこんなに辛い気持ちになるのかな?
毎日泣けてくるの。
それでも、もしかしたら明日進展が
あるのかもって学校に行くの。

だけどね、もぅ辛いよ…
苦しいよ…。

あなたの事忘れたい。
私、あなたに恋なんてしなければよかった。

こんな悲しい気持ちになるんだったら
恋なんてしたくなかった。

たしか、前に誰かが言ってたな…。
片思いの方が楽しい

そんなわけないじゃん。

もぅ、何も考えたくない。
富岡くん…。
好きでした…。

もうすぐで10月だねぇ…。
私の恋はここまでなんだ。

あなたを諦めようとおもうの。

きっとこの気持ちは届かない。
どんなに願ったって叶わない。

私は1人学校を抜け出した。

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