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愛なんていらない

第1章 流れ?



誰もいない静かな階段。

その階段は、普段はほとんど誰も通らない階段。


静かなせいで自分の足音も大きく響く。




―‥(ここでいいのかな。)
さっきよりも心臓が早くなっているのがわかった。


(‥‥まさか、告白?いや、そらないか、好きな人いるって聞いてたし。じゃ、なんで階段?)


全くわからない。

私になんの用があるのか
そのときまでは。


カタン…


「‥‥‥あ」

優真が来た。


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