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妄想はご自由に

第5章 優しい時間

自販機には木村さんがいた

「おっ お疲れ 上手くいったね」

「うん、木村さんのお蔭です」
木村さんのアドバイスは的確だった

「特に過去の実績データありがとうございます。全然集められなくて焦ってました。
どこから入手したんですか?」

今回のプレゼンは木村さんから貰ったデータのお蔭で私の示す方向性に信憑性と確実性を与えてくれた

「ん~~ 企業秘密」
木村さんは少し悩んでいった

えーーー 残念

「提供先から言うなって言われてるんだ」
ごめんねっていうと戻っていった

ヤバイ

木村さんの優しさに目眩が・・・。

私は缶コーヒーのことなど忘れて戻った

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