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妄想はご自由に

第1章 資料室

「村上さん」

「はっ ハイっ!!」

私は驚いて振り向くとリストとペンを落としてしまった。
私は慌てて床に散らばった資料を拾う。

「ごめん 驚かしてしまったね」

拾ったペンを私に差し出しながら
申し訳なさそうに謝った。

 笑顔まぶしい

「すみません、集中してて」

 すみません、貴方で妄想してました。

「○○の資料どこ?」

それならと、私は案内するため歩きだした。
歩くたび濡れた下着が擦れる。

「ここです」

私は資料を指差すと戻るため振り返った。
木村さんと目が合う。

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