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妄想はご自由に

第2章 残業だって辛くない

自販機に着くと五百円を入れて
ブラックコーヒーを買った

缶を拾い上げると、もう1本買うため
ボタンに手を伸ばす

「僕も貰っていい?」

木村さんは私の手からコーヒーを奪った
自販機と彼に挟まれて壁ドンまではいかないがかなりの至近距離

恥ずかしくて目を反らしてしまった

「こっち見て」

彼の声で顔をあげると

 ちゅっ

キスされた

!?

キス・・・ された・・・


呆然とする私を置いて
彼はフロアに戻っていった

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