先輩と部活
第3章 再び…?
「なっ…!?類…何やって…」
優人先輩だった
「優人…なんで戻ってきたの?」
私は見られてしまったということに
頭がパニックになっていたにも関わらず
類先輩は冷静に問いかけた
そこで優人先輩は何か思い出したかのように
ハッとして、
「今から皆戻ってくる!早く隠れて!」
う、嘘
「ちょ、こっち!来て!類は皆に何とか誤魔化しといて!」
優人先輩が私の腕を引っ張る
「は?ちょ、優人!」
私の腕を掴みながら部屋の後ろの出口から
部室の外に出た
だけど私がこんな格好だから
優人先輩は察してくれたのか
一番近くにあった教室に入った