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｢先生達だってヤってたんだから俺達のことも言えないだろうし。靴気づいた時に俺達に何も言わなかったのは気利かしてくれたのかも…？｣

それでも私が不安そうにしていると、
優人先輩はぽんっ頭に手をおいて私の前にしゃがんだ

｢もしなんかあっても俺が守るよ｣

そう言って微笑む

胸が高鳴った音がした

その言葉だけで、私は心の底から安心した

この笑顔をずっと見ていたいって、思った

｢なんちゃって、カッコつけてるけど、元はといえば俺のせいなんだけどね、全部｣

失笑しながら私の手を取る

｢家まで送るね｣

ガラッ

｢あー鍵は…こっそり取ってくるから、れなちゃんはここで待ってて｣

優人先輩の姿が見えなくなって、先輩が戻ってきても私は心此処にあらずって感じだった