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裏切りの恋

第1章 高校デビュー!

入学式が終わってから自分たちのクラスに戻る。さっき確認したのだと私と奏のクラスは一緒だった。少しだけ安心した。知らない人より知ってる人の方がいいから。

「ねぇ、君ってさっき先輩とぶつかってた子だよね?」

「えっ、うんそうだけど。」

「良かったね、あの先輩怖くて有名な先輩らしいから。」

「そうなの!?」

私はヤバいことをしでかしたかもしれない。

「あ、そういえば名前は?」

「富樫遥加」

「私は田島清乃。よろしくね。」

「こちらこそよろしく!」

早速同じクラスの友達ができた。出席番号の関係で私と清乃ちゃんは前と後ろ。私の後ろには奏がいる。私の隣の席は鳴本くん。さっき、よろしくねと声をかけてくれた。

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