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男の娘をプロデュース!?

第3章 罠のある部屋

インスタントのコーヒーを淹れ、慌てて部屋に戻る。

大丈夫。
きっとうまくいくはずだ。

「お待たせー」

早乙女君はちゃんと指定した場所に座っていた。

よし……

作戦開始……

「あっ!?」

白々しくつまずく。

「えっ!?」

宙を舞うコーヒー。
焦る早乙女君。

スローモーションにさえ見えた。

「うわっ!?」

「きゃあっ!!」

コーヒーは予定通り早乙女君にかかる。

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