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男の娘をプロデュース!?

第1章 100年に一人の逸材

派手目な私と違い、眼鏡とミディアムボブの似合う清楚なお嬢様だ。

この子の真っ黒な趣味を知ったらみんなさぞかし驚くんだろうなぁ……

「小林×田村は鉄板だよね」

「ええ。これは譲れないよね」

教壇付近でじゃれあう二人に私たちの腐った熱いまなざしが注がれていた。

そのまま視線をぐるーっと教室内に回す。

「んっ!?」

廊下側の一番後ろの席で予習をしている人物に気付く。

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