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男の娘をプロデュース!?

第3章 罠のある部屋

家を出て駅前に向かった。

風景画は正直苦手だし、気は進まなかったがせっかくだから人通りが多そうなところを選ぶ。

ベンチに座り駅舎のスケッチを始めた。
お手本ということで早乙女君にも隣で描いてもらう。

既にたくさんの人がすれ違ったり通りすぎていくけど誰一人早乙女君に奇異な目を向けるものはいなかった。

誰も男の娘とは気付いていない様子だ。

はじめはビクビクしていた早乙女君だったけど、誰も反応をしてこないので安心したのかリラックスした顔でスケッチをしていた。

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