テキストサイズ

男の娘をプロデュース!?

第5章 売り子

公園につくとベンチに座り、「呼び出してごめんね」と軽く謝られる。

「いえ……で、お話というのは?」

「早乙女君のことなんだけど」

当然早乙女君に関わることだとはわかっていたけど、名前を出されて胸がドキッと震える。

「早乙女君が……なにか?」

「いや……なにかというか……最近少し変わってきたなぁって思って」

「変わってきたと言いますと?」

冷静さを装うのが精一杯なほど私の胸は高鳴っていた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ