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紗和side


はーい、はーい、はい、はい、はい。わかってるから、



だから、超ー！面倒くさいんだよ！


そう思ってると自慢話が終わったらしく


ア「今から私に着いて来なさい。生徒会【嵐】様の所へご挨拶に参りますわよ。」



するとアナマリアはさっさと行ってしまった


嵐？、、生徒会？、、頭に？がたくさん浮かんでると


早くついていらっしゃいと厳しい声が聴こえた。







第三者side





随分長い廊下を歩くと少しドアの大きい部屋へと辿り着いた。


確かに雰囲気的に普通ではなかった



紗和もいささか緊張したのか呆気にとられていた


コンコンとアナマリアがドアを鳴らすと中から「どうぞ」とお爺さんの声が聴こえた




ドアを開けると五人の男の人がソファーに座っていて、

その後ろにはお爺さんがいた



ア「失礼いたします。新しい転入生を呼んで参りました。」


櫻「ご苦労様。ありがとね！」


彼のアイドルスマイルが届いたのかアナマリアは
甘ったるい声で言った


ア「いえいえ。これは理事長の娘の仕事ですので、
それに転入生には優しくしてあげなくちゃなりませんもの。」



その時後ろで紗和が飽きれた顔で部屋中を見渡していた


豪華なシャンデリアに綺麗な薔薇の入ったグラス

飲みかけの何かと煙草の吸殻

でも、一切煙草の臭いはしなくて薔薇の良い匂いがしていた

少し暗めの照明に彼らの目が光っていた


ア「ほら、挨拶をしなさい」


紗和の耳元で囁くとニコりと笑った


それを睨むと

紗「どうも。転校してきた夏木紗和です。」


と無愛想に挨拶した。



ア「なんですの！その挨拶は！あなたは礼儀を知らないの⁉しっかりやってちょうだい。恥だわ。」


ふんっ！と顔をそっぽ向けると相葉が言った



相「まぁまぁ、いいじゃん。よろしくね！紗和ちゃん」



松「いや、ダメだな。おい、そこの紗和とかいう奴
お前言葉使い気を付けろ。わかったか?」


上から目線の松本に紗和はイラついて無視をした



ドン‼ と鈍い音がして紗和が松本潤に壁に押し付けられていた



そんな2人をまじかで見ていた皆はドキドキしていた