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SNSの旦那様と幼馴染に挟まれて…。

第2章 ある日

「ちょっ、陽希なんでいるの!?」
「だから、窓が開いてるから入ってこれたんだって」


うわ…閉めておけばよかった

「しかもPCに向かって喋りかけてるし、なにしてるんだよ」
「な、なんだっていいじゃないの!」
『ひな?その子誰?友達かな?』
「うん、そうなの、幼馴染」
「誰と喋ってんだよ、貸せ」
「あ、ちょっと!」


ヘッドフォンを陽希にとられ、さらに場所までとられた
陽希は椅子に座って画面を見る



「お前、男と通話してんのかよ」
「いいじゃない、あんたには関係ないでしょ」
「…まぁ、いいや、ちょっと部屋出てってくんね?」
「でてってて…ここ私の部屋なんだけど!」
「いいから、じゃないと危ないことしちゃうよ…?」
「はぁ?なにそれ!?」
「5…4…3…」
「わかったわよ、出てく!」


私はカウントダウンが終わらない内に部屋から出て行った
それから数分経ってから
部屋に入れてもらった
てっきり、PCの電源を切られてるかと思ったけど
新くんと通話を繋げたままだった


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