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SNSの旦那様と幼馴染に挟まれて…。

第2章 ある日

「あ、新くん、大丈夫だった?」
『ん?何が?』
「いや、陽希が変なこと言わなかったかなーって」
『あぁ、大丈夫だよ、特になかった』
「そ、そうならいいけど」
『まぁ、デートの話しちゃったけどね』
「え!?陽希に言ったの!?」
『うん、ダメだった?』
「い、いや…」


ダメじゃないけど、後々めんどくさいというか
なんというか…


『あの子、陽希くんだっけ?』
「うん」
『デートには邪魔しに来ないから大丈夫だよ
 だから楽しくデートしようね』
「うんッ!」


それならいいんだけどな
あいつのことはいまだにわからないこともあるから…
ちょっと心配


その後、私たちは通話終わらせた
で、私は急いで陽希の家に向かった
といってもベランダからだけどね

新くんとなにを話していたか知りたくてしょうがない!
絶対聞き出すんだ!!!


コンコン


陽希の部屋の窓の窓を叩くとすぐに窓を開けてくれた


「お邪魔しまーす!」
「ほんっと邪魔」
「うっさいな、良いじゃない別に」
「で、要件は?」
「新くんと話してた内容を聞きに来た」
「あー、あいつか」


あいつって失礼だな


「なんだよ、あいつお前の旦那なのかよw」
「あいつって、新くんは、あんたよりずっといい人なんだから!」



そういうと陽希の顔が一瞬怖くなったような気がした


「いい人ね…デートしてからそんなこと言えるのかね~」
「な、何よ」
「さぁー、自分で考えろよ」
「……」

わけわかんない!
てか、バカにされてる感満載で
イライラする…ッ!





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