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Method of the smile*:。✡

第3章 Step 3

雅「俺が来ないかと思った?」

顔をのぞき込むように聞いてくる。

曄「はい。」

びっくりして、顔を手で覆いながら
返事をする。

雅「フフフッ
曄ちゃんって、恥ずかしがり屋?」

いや、急にのぞき込むから。
てゆーか、トップアイドルといるって
考えたら誰だってこーなるよ!

そんな本心は言えず、黙っていると

雅「そーだ!
ドライブしよう☆ 」
曄「へっ?!」

まってまって、
仕事は?
手帳返して終わり。じゃないの?

そんなのお構いなしに、隣で微笑む
相葉さん。
ちゃっかりシートベルトしちゃってるし。

雅「よし、行こう!」

言葉よりも先に発進しちゃった。

雅「んー、お腹すいたなー。
曄ちゃんは?」
曄「あ、大丈夫です。」
雅「ドライブスルーがいいよね〜」

相葉さんの運転は安全だ。
もっと荒い感じかと思ってた…笑

雅「寒い?」

わざわざ気にしてくれる。
テレビで見てるように本当に優しい。
そして、人懐っこい。

曄「大丈夫です…」

だめだ。
どうしても、人見知りがでてしまって
とても顔が強ばっちゃう。

雅「モスバーガーがある!
そこでいい? 」

運転の途中でモスバーガーを見つけた。

曄「はい、大丈夫です。」

あたしは相葉さんが食べれれば
どこでもいいんだけどね笑

雅「んー、何にしよーかなー…
曄ちゃんはー?」
曄「え!
私、食べてきたんでいいですよ!」

さっき話聞いてなかったのかしら…

雅「えー、一緒に頼もうよー!
はい俺決まりー󾍗
曄ちゃん、はやく!」
曄「えっ!あー。
じゃあ、オレンジジュースで。」
雅「了解ーっ!!!」

相葉さんはうきうきで注文している。

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