Method of the smile*:。✡
第4章 Step 4
和「俺は相葉さんの考えもいいと
思います。
プライベートは仕事と別です。
相葉さんがどうしたいかです。
気になるんですか?その子が。」
俺を見つめて、真剣に話すニノ。
「気になるんですか?」
その言葉が頭の中で木霊する。
どうなんだ…
顔も性格も知らない、
知っているのは名前と声と
住んでいる県だけ。
知りたい、どんな子か。
ただの興味本位なのかもしれない。
電話で聞いた声を、もう一度…
雅「気になる…知りたいっ!!!」
和「そうですか。笑
なら、相葉さんの思うように
したらいいです!
応援します、が。
くれぐれもバレないように
してくださいね。」
雅「ニノ!ありがとう!」
結局最後は賛成してくれたニノ。
本当に心から感謝だな!
当日~
キミの県まで移動して、仕事の
スケジュール確認…
今日はキミと会うから、仕事は明日から。
mg「今日は9時からホテルで
会議があるので、それまでには。」
雅「わかりましたっ!」
mgには、親戚に会うと言って
会議の時間まで自由行動にしてもらった。
車も手配して準備も終わり、
時間が近づいてきたので出発!!!
小さい時にクリスマスプレゼントを
開ける、あのドキドキ感…
そんな気持ちで駅まで車を走らせた。