王子様のプロポーズ〜クロード編〜
第5章 パーティー
ユリはメイド達に礼を言いメイドも嬉しそうに微笑み去って行くと入れ替わりにクロードとウィル王子が入って来た。
2人はユリの姿に目を見開く。
ウィル:「驚いたな・・凄く綺麗だ・・」
クロード:「ええ、良くお似合いでございますユリ様」
ユリ:「ありがとうございます」
クロード:「ですがもっと背筋を伸ばして!猫背ではみっともないですよ!」
ユリ:「うっ・・💧」
クロード:「はあ・・こんな事になるならもっと貴方に早くマナーを教えるべきでした」
ウィル:「そう心配するな。クロード、昨夜は綺麗に食事をしていた。」
クロード:「しかし・・」
ウィル:「それにユリは居るだけでパーティーの華になる。」
ニコッと微笑みユリに手を差し伸べられる。
ウィル:「さ、行こうか。ユリ」
ユリ:「はい」
ユリはウィル王子の手に自分の手を重ねエスコートに身を任せる。
その後ろをクロードが歩く。
ユリ:「あの・・今日のパーティーなんですけど・・各国の主要な方々が来られると聞きましたが・・」
ウィル:「ああ」
ユリ:「そんな大事なパーティーに私が出席して本当に大丈夫なんですか?」
ウィル:「問題ない。寧ろ重要だから出席してもらうんだ。」
ユリ:「どうゆう事ですか?」
ウィル:「・・・・」
クロード:「・・・・」
ウィル:「君に隠し事は無意味かもしれないが・・今は言えない」
ユリ:「?」
そして徐に立ち止まるウィル王子はユリを名残惜しそうに見つめる。
ウィル:「すまないが先に行く。」
その言葉を聞き何と無く意味を察したユリはウィル王子の手を離した。
するとウィル王子は心を隠す様に無表情になると
ウィル:「会場で待っている」
ユリ:「はい」
短く返事をするとユリはウィル王子の背中を見つめていた。
ユリ:「(どういう事だろ・・?)」
ユリがしばらくウィル王子の後ろ姿が小さくなるまで見つめながら考えていると背後にいたクロードがスッとユリの前に現る。
クロード:「こんなところでボーッとしていている暇はありませんよ?」
ユリ:「え?」
何故か不敵な笑みでユリを見るクロードにユリは嫌な予感が過ぎった。
2人はユリの姿に目を見開く。
ウィル:「驚いたな・・凄く綺麗だ・・」
クロード:「ええ、良くお似合いでございますユリ様」
ユリ:「ありがとうございます」
クロード:「ですがもっと背筋を伸ばして!猫背ではみっともないですよ!」
ユリ:「うっ・・💧」
クロード:「はあ・・こんな事になるならもっと貴方に早くマナーを教えるべきでした」
ウィル:「そう心配するな。クロード、昨夜は綺麗に食事をしていた。」
クロード:「しかし・・」
ウィル:「それにユリは居るだけでパーティーの華になる。」
ニコッと微笑みユリに手を差し伸べられる。
ウィル:「さ、行こうか。ユリ」
ユリ:「はい」
ユリはウィル王子の手に自分の手を重ねエスコートに身を任せる。
その後ろをクロードが歩く。
ユリ:「あの・・今日のパーティーなんですけど・・各国の主要な方々が来られると聞きましたが・・」
ウィル:「ああ」
ユリ:「そんな大事なパーティーに私が出席して本当に大丈夫なんですか?」
ウィル:「問題ない。寧ろ重要だから出席してもらうんだ。」
ユリ:「どうゆう事ですか?」
ウィル:「・・・・」
クロード:「・・・・」
ウィル:「君に隠し事は無意味かもしれないが・・今は言えない」
ユリ:「?」
そして徐に立ち止まるウィル王子はユリを名残惜しそうに見つめる。
ウィル:「すまないが先に行く。」
その言葉を聞き何と無く意味を察したユリはウィル王子の手を離した。
するとウィル王子は心を隠す様に無表情になると
ウィル:「会場で待っている」
ユリ:「はい」
短く返事をするとユリはウィル王子の背中を見つめていた。
ユリ:「(どういう事だろ・・?)」
ユリがしばらくウィル王子の後ろ姿が小さくなるまで見つめながら考えていると背後にいたクロードがスッとユリの前に現る。
クロード:「こんなところでボーッとしていている暇はありませんよ?」
ユリ:「え?」
何故か不敵な笑みでユリを見るクロードにユリは嫌な予感が過ぎった。