王子様のプロポーズ〜クロード編〜
第6章 契約
ウィル王子はユリをエスコートしながら歩くとクロードが立って居るのが見える。
しかしクロードの前にグレン王子が先に待ち構えていた。
グレン:「随分長かったな。あんた着替えにそんなに時間が掛かるのか?」
ウィル:「・・・・」
ユリ:「すみません。ドレスがいっぱいあり過ぎてどれにして良いか分からなくて・・」
グレン:「ふーん・・」
少しユリとウィル王子を疑る目を向けるグレン王子
ユリ:「あの・・どうしたんですか?」
グレン:「ああ、あんたに会いたいと言ってる奴が居るんだが・・」
ユリ:「私に?」
グレン:「ああ」
グレン王子がウィル王子に向き直る。
グレン:「少々駒欄弁護士をお借りさせて頂きます」
ウィル:「ああ」