
ネイキッドな君
第1章 俺は君を見つけ、
去年の3年が副会長だったため、今年は副会長がいない。
生徒会はなんとしてでも1年から副会長を探したいのだ。
「んー…何処かにめんどくさい仕事引き受けてくれる馬鹿いませんかねえ?」
そのめんどくさい仕事を引き受ける馬鹿がいないから困っているんだが。
呟きそうになったが美咲にまた背中を叩かれるのを分かっていたので飲み込む。
そんな話をしている間に登校して来る生徒は減り、校門をくぐる生徒は見えなくなった。
夏樹がまた溜め息をつきそうになったとき、ふいに和真が声をあげた。
「あ、そうだ…。名簿だよ、名簿!
名簿で名前調べて手当たり次第に誘おうよ!」
和真の提案に美咲が声を荒げる。
「ちょ、和真先輩!
ふざけてるんですか!?」
「ええ!?ふざけてないよお。」
和真の返事に美咲の声が更に大きくなりかけたとき、夏樹は仲裁に入った。
「まあ、試しにやってみないか?」
生徒会はなんとしてでも1年から副会長を探したいのだ。
「んー…何処かにめんどくさい仕事引き受けてくれる馬鹿いませんかねえ?」
そのめんどくさい仕事を引き受ける馬鹿がいないから困っているんだが。
呟きそうになったが美咲にまた背中を叩かれるのを分かっていたので飲み込む。
そんな話をしている間に登校して来る生徒は減り、校門をくぐる生徒は見えなくなった。
夏樹がまた溜め息をつきそうになったとき、ふいに和真が声をあげた。
「あ、そうだ…。名簿だよ、名簿!
名簿で名前調べて手当たり次第に誘おうよ!」
和真の提案に美咲が声を荒げる。
「ちょ、和真先輩!
ふざけてるんですか!?」
「ええ!?ふざけてないよお。」
和真の返事に美咲の声が更に大きくなりかけたとき、夏樹は仲裁に入った。
「まあ、試しにやってみないか?」
