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私 と 僕俺

第4章 家庭教師④



鼓動がはやい。

うわ、純平くんいい匂いする…。



て おい。
拒め自分!

「や、あの…………」

純平くんが私の髪を撫でる。

『可愛い』
『髪さらさら』
『いい匂い』

めっちゃ褒められてる…。
は、恥ずかしい…。

撫で方が優しすぎて、
どんどん力が抜けていく。


『体、俺に預けてもいいよ』

その言葉のまま、
私は純平くんにもたれた。


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