同窓生
第17章 修学旅行
「ナツが笑顔ばっかで、すげー嬉しいよ!」
昌が素直な気持ちをぶつけた。
「昌くん……」
夏海を見つめる眼差しが温かくて優しくて……
抱き締めてないのに、まるで昌に包んでもらってるみたい……
そう錯覚していた。
昌を見つめる夏海の瞳が少し、潤んで、昌は理性を保つのに必死だった。
昼間だし
制服だし
夏海に良いか聞いてないし
でも、あんな潤んだ目で見つめ返してくるんだから、夏海もその気があるんじゃないか
キスだけなら良いかな
いや、無理やりはポリシーに反する
だけど、なぁ…………
したいんだよなー……
そう、思ってから、昌は夏海の唇ばかりに目がいっていた。
夏海は修学旅行だから、少しだけ化粧をしていた。
色つきリップを塗っただけだが。
あわよくば、昌とキス……できるかな?
なんて、期待をしつつ、朝、オシャレした。
そんなこととは知らずに昌は頑張って理性を保っていた。
見つめる先は夏海の瞳と唇……
何故か、いつもより色っぽくて、ドキドキさせられる。
会話はない。
ただただ、昌は夏海のことを、夏海は昌のことをひたすら想う。
見つめ合う。
夏海の頬がピンクに染まる。
昌の鼓動が加速する。
口を開いたのは……
「昌くん……」
夏海だった。
昌が素直な気持ちをぶつけた。
「昌くん……」
夏海を見つめる眼差しが温かくて優しくて……
抱き締めてないのに、まるで昌に包んでもらってるみたい……
そう錯覚していた。
昌を見つめる夏海の瞳が少し、潤んで、昌は理性を保つのに必死だった。
昼間だし
制服だし
夏海に良いか聞いてないし
でも、あんな潤んだ目で見つめ返してくるんだから、夏海もその気があるんじゃないか
キスだけなら良いかな
いや、無理やりはポリシーに反する
だけど、なぁ…………
したいんだよなー……
そう、思ってから、昌は夏海の唇ばかりに目がいっていた。
夏海は修学旅行だから、少しだけ化粧をしていた。
色つきリップを塗っただけだが。
あわよくば、昌とキス……できるかな?
なんて、期待をしつつ、朝、オシャレした。
そんなこととは知らずに昌は頑張って理性を保っていた。
見つめる先は夏海の瞳と唇……
何故か、いつもより色っぽくて、ドキドキさせられる。
会話はない。
ただただ、昌は夏海のことを、夏海は昌のことをひたすら想う。
見つめ合う。
夏海の頬がピンクに染まる。
昌の鼓動が加速する。
口を開いたのは……
「昌くん……」
夏海だった。