テキストサイズ

始まりの種

第1章 同級生

「そんなにこの中が気になったんだ」


恭介は机の上の封筒を持ち上げて僕の目の前に持ってくる


「べ・・・別にそんなんじゃ・・・」


「いいよ、これが何か教えてあげる」


何かを含んだかのような笑顔で僕にそういうと後ろを向いてしまった


どうやら中身を取り出しているようだ


僕の位置からは恭介の背中に阻まれてしまい何をしているのかは分からない


と、こちらを向いたかと思った瞬間口の中に何かが入れられた



ストーリーメニュー

TOPTOPへ