テキストサイズ

始まりの種

第1章 同級生

口のなかに何かが入れられたと思った瞬間....


恭介が僕の飲みかけの水を口に含み、それを僕の口にあてがう


驚きのあまり何が起きたのか瞬時に理解ができず、らだ呆然と口の中のものを飲み込んでしまった  


驚きのあまり止まってしまった思考が覚醒した


と、僕は自分でも耳まで赤くなったことが分かる


今起きた事を実感出来ないまま恭介に話しかけるが上手く言葉にならない


「な.....何を....」


「何って、水を飲ませただけだけど?」


さも当然の事のように言ってのける


「水を飲ませたって...く...口で...き..キスじゃないか」


確認するためとは言え、今起きた事を口に出すのは恥ずかしく、声が小さくなってしまう




ストーリーメニュー

TOPTOPへ