
始まりの種
第1章 同級生
と、そこに恭介が風呂から戻ってきた
「廉、何してるんだ?」
僕が恭介の机に手を伸ばしかけていたことを不審に思った恭介が声をかける
「べ、別に何でもないよ・・・」
そういうと素早く手を引っ込める
「何もって・・・っつ!」
僕が手を伸ばしていた方向に目を向けると少し驚いているようだった
「見たのか・・・?」
そう言われてしまうと焦ってしまう
しかし、幸いにも見ようとしただけであってまだ見ていない
「見てない・・」
「本当に?」
そう何度も確かめられてしまうとむっとしてしまう
「ああ!まだ見てない!」
「『まだ』?」
そう言い返されてしまい僕は後悔した
でもどんなに後悔したところで言ってしまったことは取り消せない
「『まだ』ってことは、見ようとしてたんじゃないか!!」
それを言われてしまうと何も言い返せなくなってしまった
気まずそうに俯いていると恭介が近づいてきた
「廉、何してるんだ?」
僕が恭介の机に手を伸ばしかけていたことを不審に思った恭介が声をかける
「べ、別に何でもないよ・・・」
そういうと素早く手を引っ込める
「何もって・・・っつ!」
僕が手を伸ばしていた方向に目を向けると少し驚いているようだった
「見たのか・・・?」
そう言われてしまうと焦ってしまう
しかし、幸いにも見ようとしただけであってまだ見ていない
「見てない・・」
「本当に?」
そう何度も確かめられてしまうとむっとしてしまう
「ああ!まだ見てない!」
「『まだ』?」
そう言い返されてしまい僕は後悔した
でもどんなに後悔したところで言ってしまったことは取り消せない
「『まだ』ってことは、見ようとしてたんじゃないか!!」
それを言われてしまうと何も言い返せなくなってしまった
気まずそうに俯いていると恭介が近づいてきた
