陽だまりの家
第2章 自分の確かな居場所
昨日あれだけ、遅刻しないという決意をしたのにも関わらず
私は今日も遅刻した
当然と言えば当然
私は担任に呼び出され、こってり絞られたのは
言うまでもない
どうやら最近、眠りが深いのか
目覚ましを大音量にして3回設定していた筈なのに
寝坊してしまった
もしも、母が起こしてくれなかったら
もっと寝坊していただろう
久しぶりの授業は特に代わり映えなく
退屈だ
ここ2、3日ツイてない事ばっかりで
(何か楽しい事ないかな…)
そんな期待をする
授業の半分は殆ど記憶にない
今日も進路の事で呼び出され、HPはほぼ0と言っていい
うちのクラスの担任は女で
元女子バレーボールの選手だからか、足は長く
身長も高い
手も大きくキレイで
ルックスはモデル並だ
性格はサバサバしていて男勝りだ
少しだけ、私の母と似ている所がある
担任も母の事を気に入っているようだ
担任は私には特に厳しい
これは勘違いではなく、本当のことだ
皆もそう言っている
だが、私の事を少し認めてくれている
私のバイト先にはよくうちの学校の先生が来る
この前、私の学年の体育担当の先生が来た時はシュークリームをくれた
職員室でよく噂になっているらしい
「あの、不真面目な奴が真面目に頑張ってバイトをしている」
そんな事が噂になっている事にも気付かず
ある時
「穂乃花はどこのコンビニでバイトしてんの?」
担任に聞かれた私は特に考えもせず
眈々と説明した
それから暫くすると、
「穂乃花!見たぞ〜、バイト先でゴミ捨て頑張ってたなぁ!」
と担任に声をかけられた
「?!…いつっすか?!」
「んー…火曜日だったかな。車の中から見てた」
それを聞いて私はビックリした
担任は基本、めんどくさがり屋なので
滅多にそんな事はしない
どの先生から聞いたのか、噂を聞いて見に来たらしい
嬉しい半分恥ずかしかった
それからはバイトが絡むと見逃してくれることが多くなった
今日も、遅刻指導があったのだがバイトがあることを言うと
早めに上がれる様にしてくれた
そんな担任の優しさに度々救われる
担任の信頼を裏切りたくはないので
月曜日こそは頑張ろうと思う
そんな私の1日だった
私は今日も遅刻した
当然と言えば当然
私は担任に呼び出され、こってり絞られたのは
言うまでもない
どうやら最近、眠りが深いのか
目覚ましを大音量にして3回設定していた筈なのに
寝坊してしまった
もしも、母が起こしてくれなかったら
もっと寝坊していただろう
久しぶりの授業は特に代わり映えなく
退屈だ
ここ2、3日ツイてない事ばっかりで
(何か楽しい事ないかな…)
そんな期待をする
授業の半分は殆ど記憶にない
今日も進路の事で呼び出され、HPはほぼ0と言っていい
うちのクラスの担任は女で
元女子バレーボールの選手だからか、足は長く
身長も高い
手も大きくキレイで
ルックスはモデル並だ
性格はサバサバしていて男勝りだ
少しだけ、私の母と似ている所がある
担任も母の事を気に入っているようだ
担任は私には特に厳しい
これは勘違いではなく、本当のことだ
皆もそう言っている
だが、私の事を少し認めてくれている
私のバイト先にはよくうちの学校の先生が来る
この前、私の学年の体育担当の先生が来た時はシュークリームをくれた
職員室でよく噂になっているらしい
「あの、不真面目な奴が真面目に頑張ってバイトをしている」
そんな事が噂になっている事にも気付かず
ある時
「穂乃花はどこのコンビニでバイトしてんの?」
担任に聞かれた私は特に考えもせず
眈々と説明した
それから暫くすると、
「穂乃花!見たぞ〜、バイト先でゴミ捨て頑張ってたなぁ!」
と担任に声をかけられた
「?!…いつっすか?!」
「んー…火曜日だったかな。車の中から見てた」
それを聞いて私はビックリした
担任は基本、めんどくさがり屋なので
滅多にそんな事はしない
どの先生から聞いたのか、噂を聞いて見に来たらしい
嬉しい半分恥ずかしかった
それからはバイトが絡むと見逃してくれることが多くなった
今日も、遅刻指導があったのだがバイトがあることを言うと
早めに上がれる様にしてくれた
そんな担任の優しさに度々救われる
担任の信頼を裏切りたくはないので
月曜日こそは頑張ろうと思う
そんな私の1日だった