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俺が教えてやるよ。

第1章 可愛いね、お姉さん

『…あ』

昨日の朝の、男の子!!

「どーも、お姉さん」

『どうしたの、こんなとこまで!』

というか、何であたしの名前とクラスまで知ってるのよ。

「みんなに聞いちゃったんだ」

あたしの考えを読み取ったらしく、ニコっと笑い、金髪が揺れた。

男の子の笑顔に、行動に、あたしは呆気にとられて口をポカンと開けた。

…びっくり。
来ちゃったんだ…。

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