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シャサ「あっ！拾ってすぐに走って行っちゃった・・・・・・・・」



次の日の昼頃に少年が再び神社に急いで駆け寄ってきた



ダッダッダッダッ！



シャサ「ちょっとそんなに激しく階段登らないで、ボロいからすぐに壊れるんだから」



しかしそんな声も少年には届かない、土地神は姿も見えない



しばらくするとおじさんが必死になって何かを探していた



おじさん「あの小僧！ワシの店からおにぎりと団子を盗みやがって！」



しばらくおじさんは神社の周りをうろうろした後、諦めたのか帰っていく



シャサ「はっ！まさかさっき少年が急いでいたのはおじさんから逃げ切る為にここを利用したのね！いくら子供だからって許さないんだから」



すると先程の階段下から少年が出てきた



少年「お姉ちゃん、許して」




シャサ「へっ？待って何かの冗談だよね？まさか私の事が見えるの？」



少年「うん、なんか変な服着たお姉ちゃん」



シャサ「変な服じゃないよ！巫女服って言うの！って何を言わせるの！でも私の事が見えるのと言う事は土地神力が弱まってるせいか？」