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第3章 想い




「今…どうやってんだろ…アイツ…」



「さあね?会社は少しずつでいいから…気になるんなら雅紀くん探してみたら?」



「うん、ちょっと探してみるわ。ありがとう。」



「…さ、せっかくあんたが帰ってきたんだから今日は翔の好きな夕御飯作ってあげるね。どうせ自炊なんてしてなかったんでしょ。」


「ありがとう」


母親とはこんなにも心強いものだったのだろうかと思った。



よし…明日、雅紀探しに行ってみよう。




ちゃんと話し…しないといけない。




自分の薄々気づいてた気持ちを。

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