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第4章 初めての経験 *



「翔ちゃん、こっち。」



「う、うん」



雅紀に手を引かれ少し熱くなる俺。



あぁ…必死で探してたもんな…




熱くなっている理由を心の中で自問自答する。



「この部屋だよ。入って?」


彼はスッと扉を開けてくれた。



「ん…?」



ホテルにしては…なんか…大人な感じ。


大きなベッドにダウンライト、ガラス張りの風呂に
大きな鏡。


「翔ちゃん、早く入って。扉閉めるから」


「あ、あぁ、ごめん」


雅紀が扉を閉め、鍵をかけた。


俺は部屋の中に入ってベッドに腰掛けた。

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