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第4章 初めての経験 *




「翔ちゃん、ここのお風呂すごいでしょ?ガラス張りとか珍しいでしょ?」


雅紀が着ていたジャケットを脱ぎながら俺に質問した。

「うん、初めてみたよ」


「どう?一緒に入らない?」


「えぇ?!」


ちょっとまって、そんなの恥ずかしすぎるでしょ!

男二人でガラス張りの風呂とか!


「嫌…ならいいんだけど」


けど、まあ…先ほどからの嫌悪ムードがなくなって…
俺たちがもとの関係に戻れるかもしれない。


なんて考えたら

「わかった。入ろっか?」

了解するしかなかった。


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