ドSで変態な、私の執事。
第5章 ドレスの試着
少しすると、行きつけのドレスショップに到着した。
「って…あなたも来るの?」
車を降りると、一緒にレオもついてきた。
「もちろんですよ、お嬢様。
私執事はお嬢様の安全も守らなくてはいけませんからね。」
「ショップごときに、大げさな…」
「ともかく、行きましょう。」
私達はショップに入り、
結婚式に似合うドレスを見つけた。
「ご試着の方、どうなさいますか?」
ショップの店員さんが言った。
「あ、いや、サイズ合ってるから大丈…」
そう言いかけたとき、レオが耳元でこそっと言った。
「いや、お嬢様、一応試着はしておいた方が…」
ちょ…耳元…
「わ、わかったわ、案内してちょうだい。」
「かしこまりました。」