ドSで変態な、私の執事。
第5章 ドレスの試着
ガチャ
少し経つと誰かが入ってきた。
振り返ってそこにいたのは
ショップの店員ではなく
レオだった。
「ちょ…!なんでレオが…!?」
レオは「失礼いたします」と
ひとことだけいい、ドアを閉めて
こちらに向かってきた。
すると、私の腰に触れてこう言った。
「お嬢様…
腰のチャック、引っかかってますよ…?」
びっくりして何も言わず鏡で見てみると
腰のチャックが上に上がる前に
引っかかってしまっていた…
上がらなかった理由って、これか…
私は少し恥ずかしくなって下を向いた