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《番犬女》は俺のもの

第7章 誘拐






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その五分後、茜が学校に戻ってきた。




「…っ…、あ、…の、野郎……!!!」



戻ってきた彼女の前には捨て置かれた竹ホウキ。

そしていなくなった篠田…


「早速サボりか…いい度胸だな…! 」


次にあったら何してくれよう


茜がホウキを手に取り、潰すかのようないきおいで握っていたところである。



忘れものをして引き返してきた女生徒に出会った。



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