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《番犬女》は俺のもの

第4章 Rock oN!!!



「茜さんも歌いませんか?」

「…遠慮する」

「好きな歌とかないんですか?」

「…遠慮する」

「篠田くんは?」

「…俺も今日はいいかな…みんなの歌を聞いてるだけで俺は、…楽しい。──ね、茜サン」

「──ッ…ああ、そうだな…」


思いもよらない零からの助け船

不本意だが茜はそれに乗ることに。



それ以降、一度も顔をあわせることなく


カラオケの2時間は終わっていった──。












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