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《番犬女》は俺のもの

第28章 ──…逃げるな



「──…心配するな、寒いつっても肩だけだ。別に凍えているわけではないから………ッッ

 は!…は!? ──おい篠田ッ な、何してる!!!?」



「…だって、男としては」



「いやいやいや!気は確かか?」



「男としては、凍えるレディーのためにこれくらいしないとさ」




茜が慌てるのも当然の事。


気付けば隣の零は、着ていたニットとシャツを脱いで上半身裸になっていた。…道のド真ん中で。



.....



寒さで頭がおかしくなったか




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