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《番犬女》は俺のもの

第5章 因縁




「…っ…きゃあ、ちょっとッ やめてください!」


「──…ん!?」



小さな悲鳴が聴こえた。

同じクラスの女子のものだ。





「ハハッ…なにが『きゃあっ』だよ…!!」


「…掃除が好きなんだろぉ?だったらこのまま続けとけばいいだろうが」



少し向こうの掃除グループに
数人の男が絡んでいる。


男たちは女生徒が集めたゴミを再び散らかしていた。




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