テキストサイズ

スーパーボール

第2章 フーセンガム*櫻宮*初エッチ

体中に電流が走った。

「んぁあっ!」
櫻「かず、大丈夫?」

初めての経験に、頭から爪先まで痙攣したように動かなかった。
ただ息をしているだけ………

櫻「ここ、痛かった?」

返事をしないと。
そう思ってるのに、声が出ない。

櫻「かず?」
「あっ、ダメッ、あっ、あっ」

また中で指を動かされて、ソコを擦る。

櫻「ここ、気持ちいの?」

クイッ、クイッ。
と、ソコを撫でるように擦った。

「やぁ、あっ、やだぁ…っ」

おかしくなりそう。
もう…なにも考えられない…。

櫻「かず…辛い?」

ズルッと指を抜かれる。

「はぁ…はぁ、はぁ」

呼吸が荒い。深呼吸しないと…。
でも…気持ちいい。

痛かったはずなのに。

櫻「大丈夫?」

涙が流れた。

櫻「え、かず!?ごめん、痛かった!?」
「──うよ」
櫻「え?」
「ちが、う…よ?」

ゆっくり起き上がって、翔さんのズボンに手をかける。

「気持ち、かった…」

ポツリと言って、ズボンを下ろした。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ