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スーパーボール

第3章 フーセンガム*櫻宮*新婚生活

ニ「はい、餃子」
「ん。いただきます」
ニ「あ、ご飯先で良かった?」
「うん」

軽盛りの餃子を口に運ぶ。

「ん!旨い!」
ニ「本当?嬉しい♡」

あー、可愛い。
めっちゃ可愛い。

ニ「もっと、食べて♡」

和也は、素直になった。
そして、大胆になった。

ニ「ねぇ、翔…」

後ろから首に腕を回した。

ニ「明日はお仕事?」
「うん、仕事」
ニ「そっかぁ…なら、しょうがないや」

俺が次の日が休みの時は、
毎晩、シてる。

逆をいうと、仕事の日はシない。
だから、溜まってんだろうな。

「和也」
ニ「ん?」

「愛してる♡」
ニ「えー♡」

頬に手を添えて、笑った。

「誰よりも、愛してる♡」
ニ「本当?♡」

「世界一、愛してる♡」

ニ「翔、言い過ぎ♡」

「でも、マジの話だよ?」

ニ「やだぁ♡嬉し♡あーんしてあげる」

俺に餃子を差し出す。

ニ「はい、あーん♡」

ヤバい。
新婚ってこんなに幸せなんだ。

「あーん♡」

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