スーパーボール
第7章 カレンダー*櫻宮*海風
返す言葉が見つからない。
思考回路が止まってる。
「俺……」
櫻「いいよ、無理しないで」
「俺は、翔くんの前から消えたんだよ」
その事実は消えない。
その罪を俺は背負わなければいけない。
櫻「わかってるよ」
「なんで……来たの…」
この先の答えをわかってるのに、
確認をしたくなる。
まだ、俺のことを想っていてくれてると信じたいんだ。
櫻「わかってるだろ」
まだ流れる涙を後ろから拭った。
櫻「なんで、二宮くんのとこに来たのかなんて二宮くんが一番わかってるはずだよ」
……わかってる。
「まだ……俺が好き…?」
震えて、声になったのかも怪しい。
櫻「そう。正解」
さっきよりも強く抱き締められて、
奥底にしまっていた気持ちが溢れ返ってきた。
櫻「ただいま」
「…おかえり」
クルッと体を回転させて、
正面から翔くんに抱きついた。
思考回路が止まってる。
「俺……」
櫻「いいよ、無理しないで」
「俺は、翔くんの前から消えたんだよ」
その事実は消えない。
その罪を俺は背負わなければいけない。
櫻「わかってるよ」
「なんで……来たの…」
この先の答えをわかってるのに、
確認をしたくなる。
まだ、俺のことを想っていてくれてると信じたいんだ。
櫻「わかってるだろ」
まだ流れる涙を後ろから拭った。
櫻「なんで、二宮くんのとこに来たのかなんて二宮くんが一番わかってるはずだよ」
……わかってる。
「まだ……俺が好き…?」
震えて、声になったのかも怪しい。
櫻「そう。正解」
さっきよりも強く抱き締められて、
奥底にしまっていた気持ちが溢れ返ってきた。
櫻「ただいま」
「…おかえり」
クルッと体を回転させて、
正面から翔くんに抱きついた。