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スーパーボール

第7章 カレンダー*櫻宮*海風

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「あっ、あっあっ」

後ろから、何度も突き上げられる。
その度に俺を襲う快感の波。

「和也っ…」

愛しそうに、何度も俺を呼んだ。
だから、余計に興奮した。

「あっ、も、あっ…またぁ…イッ」

櫻「いいよ、イこ。一緒に」

そう言うと、俺の腰を強くつかんで
更に奥に、強く、突き上げた。

「あっ、あ~っ…イッ、んぅ~」

その刺激で、俺は果てた。

俺が果てた後も、翔くんは腰を振り続けていた。

「ぁっ、も、やぁ…」

櫻「中に…いい?」

「いいから…イッて?」

櫻「う、んっ」

また奥を突き上げて、
そのまま中へと熱を吐き出した。


─────

櫻「和也」

「……なに、翔くん」

櫻「なんで、嘘ついたの?」

その質問に答えようとしない俺に更に言葉を重ねた。

櫻「なんで、海外なんて…。なんで、智に嘘を言うように?」

翔くんは、全部知ってた。

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