スーパーボール
第10章 カメライト*にのあい*レンズ
(相葉side)
フラれた気分だった。
ニノと俺を繋ぐのは、写真なのに。
その繋いでるものを切られた。
『撮れそうにないや』
ずっと、頭に残ってる。
なんで?どうして、撮れないの?
もう、俺に飽きた?
他の人が撮りたくなった?
ダメだよ。
俺、まだ伝えてないよ。
ニノが好きなんだよ。
ドンッ!
国「あー、ごめ……」
「すいません…」
国「ちょ、ちょっと待って」
「え?」
俺を引き留めたのは、有名な国分先輩だった。
国「ちょっと写真部まで来てくれる?」
俺は、力なく頷いた。
写真部に来るのは、初めて。
国「相葉くん、だよね?」
「え、あ、はい」
なんで、俺のこと知ってんの?
国「突然ごめんね。君にコレを見てほしくて」
国分先輩は、俺にファイルを渡した。
国「これ、二宮が焼いた写真なんだ」
ファイルを開くと、
綺麗な校庭の芝生が写っていた。
「キレイ…」
自然と、言葉にしていた。
フラれた気分だった。
ニノと俺を繋ぐのは、写真なのに。
その繋いでるものを切られた。
『撮れそうにないや』
ずっと、頭に残ってる。
なんで?どうして、撮れないの?
もう、俺に飽きた?
他の人が撮りたくなった?
ダメだよ。
俺、まだ伝えてないよ。
ニノが好きなんだよ。
ドンッ!
国「あー、ごめ……」
「すいません…」
国「ちょ、ちょっと待って」
「え?」
俺を引き留めたのは、有名な国分先輩だった。
国「ちょっと写真部まで来てくれる?」
俺は、力なく頷いた。
写真部に来るのは、初めて。
国「相葉くん、だよね?」
「え、あ、はい」
なんで、俺のこと知ってんの?
国「突然ごめんね。君にコレを見てほしくて」
国分先輩は、俺にファイルを渡した。
国「これ、二宮が焼いた写真なんだ」
ファイルを開くと、
綺麗な校庭の芝生が写っていた。
「キレイ…」
自然と、言葉にしていた。