テキストサイズ

小百合

第14章 【調教日誌】師様

倉庫?
イカガワシイモノがごちゃ混ぜの部屋。
赤と黒とパイプの部屋。

構えたわよ。
大概、こぉゆぅところで男は女に襲いかかるもん。

「そこ、座ってて下さい。」

座るとこないじゃん。
ってか、これ?拘束椅子に座れってか!

ん~、
襲いかかる気は無いようね。

「はい、ウーロン茶しかないけど。」

冷蔵庫からペットボトルで2つ。

「さて、小百合さんは、なぜ今、ここにいるのでしょうか?」

「貴方は私に何かするの?」

「小百合さん、愛奴隷は質問をしてはいけない。私は、小百合さんの旦那さんに、愛奴隷としての躾を依頼されました。」

「躾ですか?小百合、悪い妻なの?何かイケナイことしたの?」

「質問はしない。」

「でも・・・」

「小百合さんの旦那さんが、私に小百合さんを預けた。
それに不満があるなら、今すぐ部屋を出て行きなさい。
一つだけ選択していいですよ。
出て行く?出て行かない?」

・・・出て行けるわけないじゃん。

「行きません・・・」

「わかりました。
これを着てみて下さい。サイズ、見たいんで。」

これって!
あのミズキってゆぅ女性や結婚式のウェイトレスが着てたビスチェじゃん!

イヤッ!あんな女達の中の一人になんかなりたくない!

「イヤです。着たくありません。」

彼の表情が変わったの。

「私は小百合さんが好きだ。だから、もう一度だけ言います。
これを着て下さい。」

「・・・イヤです。」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ