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「綾、小百合さん。
こちら、三上さんとヒロミさん。」

はじめまして。

綾ちゃんと小百合、キョトン。

三上さんは、中肉中背。旦那様より歳下ね。
如何にもゴルフをやりますって感じの赤いポロシャツとパンツ。
アゴヒゲなんか生やしちゃってました。

ヒロミさん、
女優さんみたいな雰囲気。ウェーブの掛かった黒髪が綺麗。
大人っぽく見えるけど若いんだろぉなぁって感じ。
普通のＴシャツにヒラヒラスカート。

ヒロミさんってば、やっぱ小百合や綾ちゃんに戸惑うよね。
ちょっとオドオド。

「ある方の御紹介で、御一緒することになったんだ。
一緒に楽しもうな。」

「はじめまして、三上です。
参ったなぁ。こんなにお美しい奥様方とは思いませんでした。
いやいや、社交辞令のお世辞じゃありませんよ。
ヒロミ、ご挨拶しなさい。」

・・・
「あ・・・ヒロミです。よろしくお願いします。」

みんな暑かったんだ。
飲み物、イッキ飲みして、３台の車で出発しました。

ん？
ショッピングモールに寄るの？

「小百合、夕食は、お前達３人で頑張れよ。」