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小百合

第1章 【奴隷妻】プロローグ

サルグツワは、唾液の糸を引いて外されました。

縛られているんだけど、縄は痛くないの。
でも、モガくと手首と二の腕が痛いの。

彼、
「どうだ、私の縛りは。」

小百合ね、喋ることが凄く怖くて、何を、どんなふうに言うのかわかんなくて、首をイヤイヤするのが、精一杯で・・・。

彼、
「どうした?喋ることが出来ないのか?
いいだろう。
その口が、何かを喋るまで、待ってやろう。」

しばらくの沈黙・・・

沈黙を破ったのは、私の喘ぎ声でした。

3つのローターのスイッチを入れられたんです。

あぁ~イヤァ~!
って。

3箇所にからの刺激が、頭と身体中を走り回るんです。

身体がビクビクと跳ねちゃう。

私、
「ね、ねえ、お、教えて!
どうして?ど、どうしてなの?」

動かせる首をイヤイヤしながら、こんなことしか言えない。

彼は、黙ったまま。

刺激は、頭の命令を無視して身体に快楽を与え続けます。

彼が口を開きました。

「小百合。
お前の過去を話しなさい。
私と出会う前の、その身体に刻まれた記憶を全て話しなさい。」

快楽の刺激の中で思いました。

私、見抜かれてたんだ。
この人、私のこと、見抜いてたんだ。

・・・・・・・・・,

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